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ABOUT DORNBRACHT

ドンブラハは1950 年の創業以来、最高の品質とデザインを提供してきました。
数々の賞を受賞し、水栓業界のみならず、インテリアデザインやプロダクトデザインの世界にも多大な影響を与え続けています。
高級ホテルのスイートルームに必ずと言っていいほど採用され、長年にわたりトップブランドの地位を確立しつづけるドンブラハ社をご紹介します。

DORNBRACHT HISTORY

1950 Founding year of Dornbracht

ドンブラハは当時57歳のアーロイス・F・ドンブラハとその息子ヘルムート・ドンブラハによって、設立されました。
本社はドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州イーザーローン。
「鉄の森」を意味するイーザーローンは、古くから金属加工で発展した工業都市です。
アーロイスとヘルムートは別々の会社に勤務していましたが、夕方になると帰宅し、自宅の作業台で新たな金属加工を模索する日々でした。
そして、1952年、遂に伸縮型のキッチン用吐水口の開発に成功。特許を取得し販売を開始しました。その品質が噂となり数年後には月に4万台を製造するようになります。
これが水栓金具メーカー・Aloys F. Dornbracht GmbH & Co. KGの誕生のルーツです。


50年代~60年代は機能性を重視した一般的な水栓金具の製造をしていましたが、60年代の終わりに進化を遂げます。

1969 Launch of 2000

「衛生的というだけのバスルームは終わりを告げる」と、予言したヘルムートは、世界初のデザイン水栓のひとつとも言われる「2000」シリーズを発表。
お湯と水が出るだけの蛇口が、高級水栓金具として生まれ変わります。
そして、高級水栓金具のブームが起こり、MADISONなど数シリーズを発表します。

1985 DOMANI by Sieger Design

「1985年には、ヨーロッパ屈指のデザイン事務所であるディーター・ジーガー率いるジーガー・デザインとのコラボレーションにより、独創的なシングルレバー混合水栓「ドマーニ」を発表します。 Dornbracht社内でさえ物議をかもしたという、ミニマルデザインのドマーニは、「機能とデザインを区別しない」というコンセプトに基づいて設計され、高い評価を得ました。 デザイン水栓=ドンブラハとして、トレンドセッターの地位を確立します。

1992 TARA

1992年には、美しいラインを持つ2ハンドル水栓「タラ」を発表。
シングルレバー全盛の時代に、時代遅れと思われていた2ハンドル水栓をあえて市場に送るという試みは、「他とは違う」というドンブラハのイメージを決定づけます。
今までに無くスリムで、鋭角的なラインを持ち、クラシックな2ハンドルを現代的なラインで再構築されたタラは、業界に衝撃を与えます。
以降、無数のコピーが生み出されることになりますが、25年以上に渡り世界中で憧れの水栓金具として愛されています。

1998 KITCHEN TAPS

1998 年には、それまで培ったバスルーム金具のノウハウを活かし、キッチンのフィールドに進出。デザインと機能性が見事に融合したキッチン水栓を発表し、多くの高級キッチンメーカーに採用されました。 スプリング式のスプレーヘッドや、大きくアーチを描くスパウトの美しいラインなど、ドンブラハのトレードマークとも言えるデザインは、日本でも高い人気を誇ります。 デザインと機能・耐久性の融合というテーマが完成形となります。

2003 MEM

12003年発表のメムシリーズは、優れたデザインと機能の融合が自明となった現代、新たな価値観を提示します。
滝のような水の流れのスパウトは、「水の流れ」をもデザインするといったもの。
また、マイスターの技術力で究極まで鋭利になった、プレート状のフォルムと仕上げは、ドンブラハ独自のもの。
さらに、「個人の個性」に焦点をあて、それぞれのパーツを組み合わせることができ、水栓自体をパーソナライズすることが出来るというコンセプトは完全に時代を先取りしていました。

2010 SMART WATER

進化するデジタルデバイスに、いちはやく対応したドンブラハは、デジタル制御システム「スマートウォーター」を開発(日本未発売)。
アプリによる設定で、水温や流量の設定・浴槽の自動充填やシャワーのウォームアップ機能などの快適な機能を多数搭載し、照明までスマートデバイスと連動してコントロールできるものです。
洗面・バス・キッチンにスマートテクノロジーを融合させることで新たな地平に向かっています。

2017 Cyprum & The Great Variety Of Finishes

バスルームのデザインに革命をもたらしたTARA。 2008年にデザインをアップデートし、よりスリムで繊細になりました。
その誕生25周年を記念してCyprum(シプラム)というフィッシュを発表。18 金と銅の融合によるローズゴールドフィニッシュは、上品で暖かみと優雅さを放ち、話題となりました。 クローム・ゴールドの他、プラチナ・プラチナマット・ダークプラチナマット・マットブラックといったカラーバリエーションを発表。個性に合わせて色を選べることで、よりバスルームデザインのパーソナライズ化を進めました。 昨今の水栓のカラー化のトレンドを牽引しています。
ドンブラハは、2009年の大火災で工場が全焼し、生産がストップ。しかし復活したその後の工場は、メッキ施設にロボットを採用した独自の技術を搭載した最新鋭のものとなりました。 メッキにロボットとの共同作業を採用しているのは業界でもドンブラハが最初と言われています。
古典的な職人技とロボットが融合したハイクオリティな生産設備を誇ります。

Dornbracht Group

ドンブラハは、洗面エリアに特化した高級ホーローサニタリーブランド「ALAPE」とともにドンブラハ・グループを形成。
自らニッチと称するほどラグジュアリーな洗面空間を提案しています。同じくジーガーデザインがデザインを担当しているので、ドンブラハ水栓金具とアラペの洗面ボウルは、非常に相性がよく設計されています。
ALAPE のカタログや広告に登場する水栓金具は全てドンブラハ製のものです。

Licensee of Villeroy & Boch

さらに、ドイツを代表するサニタリーブランド「ヴィレロイ&ボッホ」と、水栓金具とアクセサリーの製造をドンブラハが担当するというライセンス契約を結び、ヴィレロイ&ボッホ社の衛生陶器のデザインに合わせた「ラ・フルール」「カルト」「ジャスト」といったハイクオリティな水栓金具をともに作っています。

Culture Projects

ドンブラハは1996年以来、建築・デザイン・アートの展覧会やプロジェクトをサポートする活動「Culture Projects」を開始しました。
インディペンデントなアーティスト・ミュージシャン・建築家を援助し、様々な機会をアーティストに提供。振付師Mark Jareckeのダンスパフォーマンス「Dendron」はミラノサローネやベルリンアートフォーラムで披露されました。
その他、インスタレーションアートや映画・パフォーマンス・絵画など積極的に支援し、著名な建築家やデザイナーと自由に討論する空間「Dornbracht Conversations」はデザインの指標を示す貴重な討論会と評価されています。
製品だけでなく、アートと正面から向き合い、様々な視点からデザインを提案する企業としての姿勢も尊敬される所以です。

COMPANY - Now and the future

ドンブラハは現在、世界14ヵ国の国際営業所を持ち、マーケティングを担当するアンドレアス・ドンブラハと品質管理と流通を担当するマティアス・ドンブラハの兄弟によって運営されています。二人はヘルムートの息子たちです。 生産された製品の約65.5%がドイツ国外に輸出され、世界中の名だたる高級ホテルや注文住宅・高級アパートメントなどに納品されています。
多くの企業がアジア地域に生産設備を移転させる中、「Made in Germany」という信念にこだわり、全てイーザーローンの工場で、職人の責任のもと、高いクオリティとデザインを保っています。 大規模な買収や合併を一切せず、ファミリー経営を続ける明確な信念を持った企業です。
名実ともに世界的なトップブランドとなったドンブラハ。今後も、彼らの作り出す製品からは目が離せません。

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