各バスタブの素材に関しまして
ホーロー製について
ホーロー(琺瑯)とは、金属の表面にガラス質の釉薬を高温で焼き付けた素材です。
大きく分けて「鋼板ホーロー」と「鋳物ホーロー」の2種類があり、鋳物ホーローは鋼板ホーローに比べて重量があるのが特徴です。
ホーローの大きなメリットは、金属を芯材としているため高い保温性がある点で、バスタブの素材として非常に適しています。
さらに、汚れや臭いにも強く、清潔さを保ちやすいのも魅力です。
一方でデメリットとしては、表面のガラス層が欠けると内側の金属が錆びてしまう可能性があることが挙げられます。
そのため、強い衝撃を与えたり、金属製のたわしや研磨剤入りのクレンザーなどを使用すると、ひび割れやキズが生じるおそれがあり、取り扱いには注意が必要です。
ヒッツオンラインショップではKALDEWEI(鋼板ホーロー)、Daiwa(鋳物ホーロー)などのブランドをお取り扱いしております。
人工大理石製について
「大理石」という名前がついていますが、実際には合成化学樹脂を主原料とした人工素材です。
樹脂の種類には、アクリル系やポリエステル系などがあり、それぞれ強度や価格に違いがあります。
この素材の特徴は、軽量で加工がしやすい点にあり、デザインの自由度が高いことも魅力です。
価格帯も幅広く、手頃なものから高級仕様のものまで、さまざまなタイプが揃っています。
この素材のメリットとしては、衝撃に強い点が挙げられます。
たとえ重い物をうっかり落としてしまっても、ホーローのようにひび割れが生じにくいのが特長です(ただし、場合によっては凹みが発生することがあります)。
また、加工がしやすいため、滑らかな曲線を活かしたデザインなど、バリエーション豊かな形状が可能です。
ヒッツオンラインショップではKOHLER、CERA TRADING、Vitraなどのブランドをお取り扱いしております。
ステンレス製
ヒッツオンラインショップではお取り扱いしておりませんが、ステンレス製のバスタブも存在します。
ただし、近年は人工大理石製のバスタブが主流となっており、ステンレス製は以前ほど見かける機会が少なくなってきています。
高い保温性能を持つ点は大きな魅力ですが、その反面、汚れが目立ちやすいという側面もあるため、お手入れにはやや注意が必要です。