一般地仕様と寒冷地仕様の違いについて
水栓金具
洗面ボウルに水を供給するために欠かせない水栓には、単水栓・混合栓・センサー式・壁付けタイプなど、さまざまな種類があります。
その中でも、「一般地仕様」と「寒冷地仕様」に分かれていることをご存じでしょうか?(なお、一般地・寒冷地どちらにも対応しているタイプもございます。)
こちらでは、それぞれの仕様の特徴についてご紹介しておりますので、ご確認のうえご検討ください。
一般地仕様について
一般地仕様とは寒冷地仕様ではない、一般の地域用の物を意味します。
水の逆流を防ぐため、逆止弁という逆流防止弁がついています。
寒冷地仕様について
日本では地域によっては冬に気温が氷点下まで下がり、水道管内の水が凍ってしまうことがあります。
このような状況では、水栓内部に残った水が凍結してしまい、水栓が使えなくなるおそれがあります。
その対策として、寒冷地仕様の水栓には「水抜き栓」が備えられており、使用後に内部の水を抜けるよう設計されています。
また、水をしっかり抜けるようにするため、寒冷地仕様の水栓には一般地仕様に見られる逆止弁が付いていない点も特徴です。
一般地・寒冷地共用について
一般地・寒冷地共用の水栓は名前の通り、一般地・寒冷地のどちらでも使用ができる物です。
主に逆止弁と水抜き栓が付いていない物が多いです。(ただし品番、仕様などによっても変わります)