【壁付け】洗面器・手洗器の施工方法
洗面器・手洗器

カウンター設置不要の壁付け式の洗面器・手洗器は、リノベーションなどでも活躍するプロダクトです。設置にあたっては、洗面器の重量に耐えうる強固な下地を作成いただくことが必須条件となります。
木下地とコンクリート下地で施工方法・補強方法が異なりますので、下記を参考に現場での補強を行ってください。
木下地壁への取り付け

柱や間柱などの構造体に、厚さ50mm以上の補強用角材を確実に固定してください。その上で、ハンガーボルトを補強された壁面にねじ込んで取り付けます。
補強板の両端は、取り付けた角材を介して、柱や間柱といった建築の構造躯体にしっかりと固定してください。
洗面器の設置時には、水平器を使用して、洗面器が正しく水平になるよう調整してください。洗面器をナットでしっかりと固定した後、壁と洗面器の間にできた隙間にはメジシールを充填し、防水性を確保してください。

- 補強板の両端は、角材を介して柱や間柱などの構造躯体に確実に固定してください。
補強を行わずに設置すると、洗面器が脱落したり、壁面が破損したりするおそれがあります。
そのため、補強作業は必ず実施してください。
また、石膏ボードに直接洗面器を取り付けることはできません。洗面器の重量により、ボードが破損する危険がありますので、必ず構造体への補強を行ってください。
コンクリート下地壁への取り付け

ドリルで下穴を開けた後、アンカープラグを打ち込んでください。コンクリートはねじが効かないため、アンカープラグを用いて固定します。
洗面器が水平となるように水平器で水平を出してください。洗面器をナットで固定した後、壁面と洗面器の隙間はメジシールを充填してください。